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ホーム お知らせ・コラム インフルエンザワクチン接種が始まりました。ワクチンの疑問にお答えします
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当HPにアクセスいただきありがとうございます。

2026年度は例年よりも早くインフルエンザが流行入りしてますね。ワクチンは通常10月1日からスタートですが、2026年は早速流行が始まってしまったために、ワクチン接種開始を早めてもよいということになりました。とはいえ、当院ではワクチンの納入が9月末のため、10月1日から接種を開始します。

なお、ワクチンや病気の情報を正確に伝えようとするとまどろっこしい言い方になることが多く、分かりにくくなるため、若干不正確になりますが分かりやすい表現でお伝えしようと思います。医療者にとっては不適切な表現かもしれません…

当院でのインフルエンザワクチン予約方法は?

9月15から予約を受付中です。 電話か窓口で受け付けています。在庫の確認などが必要となるためwebでは受け付けていません。「今日打ちたいんだけど」と頼まれてもワクチンの在庫がないこともあり得ますので、日時の余裕をもってお申し込みください。診察日に接種して帰るということも可能ですが、その場合も前もってワクチンの予約が必要です。

10月1日~ ワクチン接種を開始します。

2026年度は10月1日からインフルエンザワクチン接種を開始します。ただし、大府市以外にお住まいの65歳以上の方や中3・高3の方(お住まいの市から予診票が届いている方)で、当院でワクチンを接種したい場合は10月1日でなく10月15日から接種可能となります。
市から助成があるかどうかについては下記を参考にしてください

【表1】住所別のワクチンの補助について(各市の助成の状況)

住所(住民票の) 市からの助成 接種開始日
大府市 中3, 高3 あり 10/1
大府市 65歳以上 あり 10/1
大府市 64歳以下(一般の方) なし 10/1
大府市以外 中3, 高3 あり 10/15
大府市以外 65歳以上 あり 10/15
大府市以外 64歳以下(一般の方) なし 10/1

わかりづらいですよね。まとめると、

「65歳以上と中3・高3は市から助成あり。助成のある方で大府市以外在住の方が当院でワクチン接種をする場合には10/15以降」となります。そして、この方たちは前もって在住の保健センターに届出が必要です。

インフルエンザワクチンの料金は?

13歳以上 ¥3,500

6~12歳 ①回目¥3,500

________②回目¥3,000です

(ただし、当院で①回目を打っていない方の②回目は¥3,500)

なお、当院では診療もワクチンも小学生以上を対象としています。
当院では注射ワクチンのみでフルミストは扱っておりません。

65歳ですが、市からの補助はありますか?

65歳以上の方は住民票のあるそれぞれの市から助成があります。

調べたところ、自己負担額は

大府市                  ¥1,500

刈谷市                  ¥1,000

東海市                  ¥1,100

名古屋市              ¥1,500

となっていました。

 

なお、例えば刈谷市在住の方で刈谷市から助成が得られるはずの方が当院(大府市)でワクチンを接種する場合には、あらかじめ刈谷市の保健センターに連絡して確認してください。この場合は10月15日から当院で接種可能となります。逆に大府市在住の方が他の市でワクチンを受けたい場合には大府市の保健センターでの手続きが必要となります。

助成の対象となっている方は予診票が届いていると思いますので接種時にご持参ください。

10月以降にちょうど65歳になる方は、65歳になってから接種した場合に助成を受けられますので誕生日以降の受診が必要となります。ご注意ください。

 

受験生は市からの補助はないの?

中学3年生、高校3年生に対して助成があります。

市 中学3年生 高校3年生 助成内容
大府市 〇 〇 ¥2,000の補助* 1回
刈谷市 〇 × ¥1,000の補助 1回
東海市 〇 〇 ¥3,000の補助 1回
名古屋市 〇 〇 全額補助(無料)1回

*当院なら通常¥3,500のところ、¥2,000の助成により¥1,500になります。

2回接種を推奨しているわけではありませんが、2回接種したい場合の2回目は助成がありませんので一般の接種(¥3,500)となります。

ワクチン接種の時に必要な持ち物は?

●助成の対象の方(中学3年・高校3年、65歳以上)は市から自宅に届いた「インフルエンザ予防接種予診票」

それ以外の一般の方は予診票をダウンロードし、記入してご持参ください。

インフルエンザ問診票_一括版_re_1023

●母子健康手帳(小学生・中学生の方)

●マイナンバーカード・マイナ保険証など健康保険の加入状況が分かるもの(カルテ作成に使用します)

●必要な費用

※予診票を紛失した場合や届いていない場合には、お住まいの地域の保健センターにご連絡ください。

市から届いたインフルエンザ予防接種予診票がないと助成が受けられず通常料金となりますので、予診票は必ずご持参ください。

インフルエンザはどんな病気?

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって発症する感染症で、急な発熱や倦怠感などの症状を呈します。のどの痛みや鼻水、咳といった、いわゆるかぜの症状にとどまらず発熱・関節痛・倦怠感などの全身症状が目立つところがかぜとの違いです。ヒトに感染するインフルエンザウイルスにはA型・B型・C型があります。

インフルエンザの流行時期は?

例年は12月~3月頃が流行シーズンで、まず12月ごろからA型が流行しはじめ、年が明けた2月ごろからB型が流行することが多いのですが、A型とB型の流行の時期が重なることもあります。C型の頻度はかなりまれで、A・B型より軽症とされています。2026年の場合には8月下旬にインフルエンザの流行が始まったと厚生労働省から発表されています。2025年の時には9月下旬に流行入りしていますので2026年は前年より1か月早い流行入りと言えます。

インフルエンザワクチンを打てばインフルエンザにかからないの?

インフルエンザウイルスのために熱などの症状がでる発病といいますが、これを「インフルエンザにかかる」と表現する場合、ワクチンを打つことでインフルエンザにかからなくなるとまでは言えませんが、かかる確率は減ります。さらには重症化を防ぐ効果はしっかりと証明されています。

インフルエンザはとくに基礎疾患のある方や高齢者で重症化するリスクが高いのですが、インフルエンザワクチンは国内の研究では65歳以上の高齢者福祉施設において34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。また、6歳未満の小児では発病防止の有効率が60%と報告されています。有効率というのがわかりにくいかと思いますが、これは、ワクチンを接種せずに発病した人のうち60%はワクチンを接種していれば発病を防ぐことができたということを意味します。

ワクチンを接種したのにインフルエンザにかかったのでワクチンは効果がないのではないかと質問を受けることがありますが、有効率100%ではありませんのでワクチンを接種すれば絶対にかからないというわけではありません。かかるリスクは減ります。一方で、肺炎・入院・死亡といった重症化の予防効果はしっかりあります。

インフルエンザワクチンの効果はいつ頃でてくるの?

ワクチン接種後2週間程度で予防効果が出始め、接種1か月後あたりが抗体価のピークとなります。接種後3か月程度はとくに高い予防効果があり、その後はゆっくりと効果が落ちていきます。2回接種した場合は1回目の接種から2~3か月後が予防効果のピークとなります。

インフルエンザワクチンの効果はいつまで続くの?

ワクチンの効果は接種後5~6か月続きます。つまり、10月・11月あたりに接種をした場合、3月頃まで持ちますので、この冬(今シーズン)をカバーできると考えられます。

受験生なのですが、いつ頃打つのがいいですか?

簡単そうで少し難しい質問ですね。

ざっくり言えば、ワクチンの効果は接種後5~6か月続くので、10月に接種をしてもその効果は3月頃まで持ちます。つまり、10月にすぐ打ってしまってよいと思われます。

2月の受験の時に最も効果が出るように打ちたいんですけどいつ接種するのがよいですか?という質問もいただきました。細かく言うとインフルエンザワクチンの有効性は接種後1~3か月が最も高く、その後徐々に低下するけれど、5~6か月まではそれなりの効果がある、と思ってもらうとよいと思います。

 

若い方でどの時期にどれくらいの予防効果があるのか、大規模なデータはあまり多くないのですが、いくつかご紹介します。

〇ワクチンの予防効果

接種後91~180日は15~90日と比較して

A(H3N2)なら 予防効果が33%低下

A(H1N1)なら 予防効果が9%低下

つまり、3か月を過ぎると効果が落ち始めるという研究です。

〇ワクチンの持続時間と年齢

・発病予防効果の研究はいくつかありますが、年齢やウイルスの型(H3N2とかH1N1とか)によって異なる。

・時間とともに効果の減弱する程度が年齢によって異なる。乳幼児と高齢者では減弱が早い

海外でワクチン接種時期の推奨はどうですか?

米国CDCでは原則として9~10月に接種することを推奨しています。

インフルエンザワクチンの接種によってインフルエンザを発病することはありますか?

注射のワクチンは不活化ワクチンといってインフルエンザウイルスとして働くことはなく、インフルエンザを発病することはありません。経鼻のフルミストは生のワクチンなのでインフルエンザを発病することはあり得ます。その頻度は1.8%です。

 

まとめ:大事なことを繰り返します。

・65歳以上と中3・高3は市から助成あり。助成のある方はお住まいの市から予診票が届いているはずです。助成のある方で大府市以外在住の方が当院でワクチン接種をする場合には10/15以降となります。そして、この方たちは前もって在住の保健センターに届出が必要です。

・市から予診票が届いている方はその予診票を(家で記載しておいてくださいね)持参、「65歳以上・中3高3」以外の一般の方は予診票をダウンロードし、記入してご持参ください。

インフルエンザ問診票_一括版_re_1023

・マイナンバーカード・マイナ保険証もご持参ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ワクチン接種、一度ご検討ください。
よろしくお願いいたします。